30歳女性たった半年で23kgも減量!それも健康的に。
目次
クライミング競技のグレードを上げるため!目標あるのが吉
私はクライミングというスポーツをやっております。
このスポーツは体重が成果に大きく関係するのですが、もともと157㎝しかないのに60㎏ほどあった私はあまり登れませんでした。
「体重を2~3㎏落とすと1グレードあがる」とまで言われているので、少しBMIが高めだったことと、クライミングを始める前は何のスポーツの経験もないので基礎筋力も足りてないことから、「体重を落としつつ筋力をあげて身体をしぼろう!」と思いました。
クライミングだけでなく手軽にできるジョギングや自重トレで身体をしぼる
体重を落とすために、いくつかの運動を行ってみました。続けられたものと失敗したものをシェアします。
続けられたものは、クライミングとジョギング、筋トレ、ストレッチと日常の小さな運動です。
クライミングのための減量ですがクライミング自体もいいトレーニングになります。グレードを上げる目的で登るのとは別に、自分にとって簡単なグレードを何度も繰り返し登ったり、課題と課題をつなげたりして、有酸素運動のように行っていました。
ジョギングは、1日20~30分程度。筋トレは自重トレーニングのみ。柔軟性を高めるためのストレッチ、日常の小さな運動はエレベーターやエスカレーターを使わず階段を使う、1駅手前で降りて歩く、テレビを見ながらストレッチを行うなどです。
失敗したものは、負荷が高い筋トレです。用具が必要だったり、自宅でできなかったりするので続きませんでした。ランニングは、走るのがあまり得意ではないのでランニングレベルだと途中で挫折・・・。
好きなことが継続できる理由!苦もなくできる
もともとがクライミングが好きなので、まったく苦がなかったというのが一番大きい理由だと思います。
また、簡単なグレードでも繰り返し登ることで身体に動きがしみつき、高グレードのものに挑戦するときでも役に立ったと感じるからです。アップや基礎練習のような感覚になっていました。
ジョギングは、1日に2~30分程度ならあまり負担なく気持ちいい汗をかける程度だったので続いたのだと思います。続けていくにつれて、最初は5分程度しか走れなかったのがどんどん長時間走れるようになった、というのもモチベーション維持できた一因です。
自重トレーニングは、自重だけならどこでもできるというのが一番の理由です。シャンプーしながらスクワットはよくやっています。
ストレッチは、気持ちがいいし疲れないのと、どこでもできるので続けられています。
日常の小さな運動を増やす…特別に時間や費用がかかるわけでもなく、むしろ交通費については節約につながったので続けられています。
食事制限も◎めちゃくちゃなPFCバランスをきれいにする目標
食事制限(レコーディングダイエット)
「あすけん」というアプリをダウンロードし、食事制限を行いました。自分が食べたものを入力すると自動的にカロリーと栄養計算をしてくれるので、自分でひとつひとつ調べる必要がなかったのが続いている一因です。
最初のうちはPFCバランスなどもガタガタだったのですが、それも最初は入力してバランスがよくないということを自覚するだけでも、日々食べるものに対する意識が変わって良かったと思います。
私の場合カロリーはほぼ標準内におさまっていたのですが、お菓子や菓子パンなどの量がほとんどで、食事が少なかったので、炭水化物(主に糖質)が多すぎ、タンパク質やビタミンミネラルが足りない、という状態でした。
自動で出してくれるグラフがガタガタだったのをきれいにならすために、何を食べたらいいかを調べたり、不足分をプロテインやサプリなどで補うようにして、今ではあまり意識せずともほぼ完ぺきな栄養バランスでご飯を食べることができます。
経済的に続けにくい食事ダイエットはダメ
同じく食事制限なのですが、上記のような形ではなくいわゆる「りんごダイエット」や「バナナダイエット」「炭酸水ダイエット」のような、一品だけを続けて食べて痩せる!系のものは続きませんでした。
飽きてしまう、というのもありますが、例えばりんごは冬場は安く売っていますが夏場に買うと高いですし、炭酸水は冬に飲むのがきついです(温めて飲めないので、身体が冷えてしまって無理でした)。
食べ物によって続かなかった理由はさまざまですが、一番多かったのは経済的な理由です。
食べる総量を減らす(ごはんの量を少なくしてみる、夕飯を食べないなど)ダイエットも続きませんでした。食べるのが好きなので、その楽しみがなくなってしまうのは精神的にきつかったからです。
クライミングでもっと登れるようになったのが一番の成果
結果的にかなり体重を絞れたのでおそらく筋肉も多少落ちてしまったとは思いますが、ものすごく登れるようになりました。
また、体重がなければ手指やそのほかの身体への負担も減るので、結果的に怪我が減りました(体重を落とす以前は、しょっちゅう指関節を痛めていたり、ひざが痛くなったりしていました)。
また、これが目的ではなかったのですが、体形もかなり変わり今まで着られなかったかわいい服が着られるようになったのは嬉しいです。
クライミングが楽しくなくなっている方には、ぜひ一度減量に取り組んでみたいなと思います。