長期入院がきっかけ。筋肉が脂肪へ変わり、日常生活の衰えがきっかけ。
目次
怪我で長期入院!筋肉が脂肪へ。身体が重くなり生活にも支障が
41歳の時に怪我で長期入院してしまい、これまで行ってきた強度での筋トレができず、筋肉が脂肪に変わっていくのを実感しました。
同体重でも筋肉量が減ることで体が重く感じるようになり、日常生活にも支障を来してしまいました。
退院後、リハビリを続ける中で、元の高強度での筋トレに戻すことが今後不可であることを告げられたため、せめて脂肪分を減らして、日常生活レベルでは問題のない体重まで身体を絞ろうと考えたのがキッカケです。
回復した足でできるウォーキングから。筋力がついたらランニングへ
怪我で入院しましたが、先に足が回復したため、可能な限り負荷の軽いウォーキングから始めました。
徐々に距離と時間を伸ばしていったのですが、歩く場所は当初室内を選択していました。
しかしながら、室内での運動となりますと同じ場所をくるくると回るのみであり、次第にモチベーションの低下を感じました。
そのため場所を室外に変更し、異なる風景を眺めながら歩くことで気分転換にもなり、太陽を浴びることで摂取カルシウムの吸収を補助することができたことも運動を継続するうえで大きな転換点だったと思います。
それから2ヶ月が経過し、足の筋肉がある程度ついた段階でランニングに移行しました。
これは消費カロリーをより上げるためです。こちらも徐々に距離と時間を伸ばしていきましたが、実際に走る距離と時間の関係から身体を絞るのに最も効率の良いスピードでの運動を目標とし、早すぎたり遅すぎたりといったペースにならないよう気を付けました。
最終的に手の怪我も回復したため、バランスボールを使った極軽めの筋トレも取り入れ、今までの大きな筋肉ではなく、しなやかな細い筋肉を維持できるように心掛けました。
きっちりとしたベース知識があり続ければ成果が出るとわかってた
元々運動習慣があり、民間資格を取得する程度の知識があったためだと考えております。
継続できた種目はウォーキング、ランニング、筋トレですが、自身の当時おかれていた状況から身体を絞るといった目標に向かって最も効率の良い実現可能な運動を考えた場合、自ずと答えが限られた気がします。
また運動を継続することで必ず結果は付いてくるとの認識もあったため、三日坊主にはならず、むしろ運動ができない期間が苦痛であり、身体を動かすことで日常生活においても良い気分転換となり、人生の励みにもなったと考えております。
どうしても運動を始める段階で早く結果が欲しいと考えるあまり、無理な運動を行ってしまいがちですが、明確な目標を立てた上で無理のない運動を継続することが、結果を得る一番の近道であり、続けられる理由です。
三大栄養素を中心にバランスの取れた食事を摂取
スポーツ以外で取り入れたのは、食事制限です。基本的に平日のみ取り入れるようにしました。
よく言われる三大栄養素を中心にバランスの取れた食事を一日三食というものですが、休日や特別な食事機会があるような場合は、好きなものを好きなだけ食べていました。
この習慣が身に付いてくると、一日二日といった短期ではなく一週間、一ヶ月といったある程度の期間での摂取カロリーが安定するようになるので、運動量の目安にもなり食べられないといった過度なストレスを感じることも少なくなります。
また食べ過ぎた日の翌平日から食事を戻すことで、簡単に体重のリカバリができることで、特に運動量を増やさないといけないといったこともなく、結果効率的な面からも厳しい体重管理から解放されたと思います。
厳しすぎる厳格な目標は逆効果!生活様式・意志の強弱で決定すべき
必ず一日に何キロ走るや食事は何キロカロリー以下といった厳し過ぎる目標です。
実現可能ならば最も結果を得やすい行動だとは考えますが、人により様々な生活様式、意志の強弱等により続けることが困難になる可能性が高いと思います。
結果を求めるあまりに高すぎる目標を立てた場合、守れなかった時の罪悪感というものが負担になり、運動を継続することが困難になります。
運動を続ける上で最も重要なものの一つが継続することだと考えておりますので、いかにそれを実現できるかといった目標を細かに設定して、達成すれば次の目標といった段階を踏まえた計画が重要ですし、自分が目指すところに対して、どれくらいの運動が必要であるかといった認識も必要だと考えています。
立てた計画の達成が満足感を得る!
何より自分で立てた計画に対して、実行し達成するといった満足感が得られることが一番だと考えています。
社会生活においてもこのプロセスは活かせるものだと思います。
私自身は、怪我により身動きすら満足にできない状態から今ではマラソンで言うところのサブスリーを目指せるレベルにまで回復することができました。
これは何も特別なことではなく、継続すれば誰にでも得られる結果だと考えております。また目標は一人ひとり異なることだと思います。
他人と比較するのではなく、自分自身がどこまでできるかといったプロセスが運動をする上での醍醐味だとも考えておりますので、皆様が無理なく運動を続けられることを心より希望しております。